平成30年度「汎交通」第Ⅱ号

▼巻頭対談

鉄道現場の技術継承と人材育成
~鉄道の安全・安定輸送を支える技術者を育て

日本電設工業(株) 山本 康裕 氏
日本信号(株) 三国 宏之 氏

▼特集インタビュー

乗務員の技術向上への取り組み
~乗務員区所シミュレータの導入~
東日本旅客鉄道㈱  鈴木 康明 氏                                                        事務局

▼論文

ものづくり産業における技術継承の現状と課題

(独)労働政策研究・研修機構 郡司 正人

▼運輸・交通界の近況

調査レポート
地域公共交通における新たな動き ~貨客混載を中心に~

(株)日本政策投資銀行 地域企画部

―TOPICS― JR東日本 グループ経営ビジョン「変革2027」を策定ほか
―QUARTERLY― 平成30年3月11日(日)~9月10日(月)

 

断章 鉄道創業150年

   第6回 電車登場       (公財)交通協力会  佐藤 美知男

交差点

  自動運転者を取り巻く現状   (一財)日本自動車研究所 永井 正夫

 

海外交通政策資料研究会第66回

 海外交通政策資料研究会      第66回  議事録

            2018年12月13日(木)15:00

議題
 1 米 インフラ法案
 2  MTR Grand Central Terminal取得
 3  DB Konzernの現状
 4  SNCF Ouibus の売却
 5  スイス SmartRail 4.0
 6  モロッコ TGV
 7  香港―本土架橋
 8  シンガポール ON-DEMANDバス
 9  米州ニュースフラッシュ(JR 東)より
  ⒈ PTCの進捗 ⒉Amtrakの決算速報 ⒊ 北東回廊リニアルート
  ⒋ 加州高速鐵道 契約管理問題

議事経過

 ➀ 米上院運輸インフラ委員長予定のDeFazio(民)はTrumpのインフラ整備案に協調するもインフレスライド鉱油税、車両走行税(VMT)を提案、投資銀行、PPPには消極的 ② NY MTAサービス向上を目指し歴史的経緯を持つGrand Central Terminal,HudsonとHarlem線の所有権を獲得 ③ DB総裁Lutz経営者の会合等で利用者、政府、議会との関係、鐵道シェアー、各種交通手段間の選択、輸送量推移、投資テンポなどの現状を説明    ④ SNCFヨーロッパ最大のカープールBlablacarへの資本参加と非採算長距離バスOuibusの売却協議、従業員の処遇問題 ⑤ スイス鐵道一部使用中のETCSレベル2に変わる車載機能を強化し安全性とコスとに勝るSmartRail4.0の開発中,2019/2に「アルファ」をリリース2027以降導入予定 ⑥ モロッコ 仏の資金と技術協力によりLGV区間を含むアフリカ最初のTGV TangerとCasablanca間開業 ⑦ 9年の歳月と1269億元の建設費をかけ120年の使用を見込む香港―澳門、珠海市を結ぶ橋梁,人口島、トンネルからなる55㎞の海上連絡橋が開業,本土との結合による経済効果を見込む ⑧ シンガポールLTA通常バスに加えアプリを利用した小型のオンデマンドバスの実証実験を都市中央部で開始

 

海外交通政策資料研究会第65回

海外交通政策資料研究会 第65回 議事録

     日時 2018年10月4日(木)15:00

議題

1 DB総裁のPro Bahnへの書簡
2 DB新貨車
3 Siemens 自動運転路面電車
4 SNCF 5年似内に自動運転列車
5 SNCF TGV inOui,Ouigo
6 Dunkerque市運賃無料を計画
7 SNCF改革
  運輸大臣コメント、スケジュール、改革の受益、論評 Pacte
8  Vancouver-Seattle-Portland high speed rail 計画
9  Singapore:MRT 新車両投入、Grab,Uberに対するCCCSの処分

 議事経過
① DB総裁は利用者組織であるPro Bahnに書簡を送り収入の低迷、遅延、債務の現状等自己批判を加え率直に現状を訴えた ② DB CargoとVTGは政府の支援のもと新規開発貨車4種12両のテストを実施 ③ SiemensはInno Trans 2018でPotsdam市の自動運転トラム車両を発表 ④ SNCFは研究所、メーカー、コンソシアムの設立を受けて国の安全委員会等と連携し20年までに半自動、5年以内にフル自動運転の通勤列車、高速列車、貨物列車の投入を目指す ⑤ SNCFは2013年格安高速列車にOuigoのニックネーム、2017年に優等TGVにinOuiを導入、このブランドによるサービスの拡大を図る ⑥ Dunkerque市は自動車からの転移とコスト削減を目指しヨーロッパ最大の運賃無料自治体に ⑦ SNCF改革法Pacte Ferroviaire…により再国有化、債務の削減、地域化の促進、列車種別ごとの市場開放スケジュール、利用者選択やカスタマイズ化による利便向上、職員の身分の変更と保証、インフラ整備等が見込まれる ⑧ Washington州WSPにVancouver-Seattle-Portland間約450km,400km/hの高速鐵道の調査発注 ⑨ SingaporeのCCCSはGrabとUberに競争法違反の罰金を科すとともに車両の売却を制限し合併の推移を見守る模様

平成31年1月25日「講演会」

講演内容 : 「交通行政の課題と平成31年度予算」

講  師  : 国土交通審議官   藤田 耕三 氏

開 催 日   : 平成31年1月25日(金)

平成30年12月14日「講演会」

講演内容 : 「トランプねじれ政権と世界の行方」

講  師  : 国際ジャーナリスト     春名 幹男 氏

開 催 日   : 平成30年12月14日(金)

平成30年11月9日「交通研究委員会」

拡大交通研究委員会講演会が平成30年11月9日(金)行われました。

講 師: 東日本旅客鉄道㈱ 執行役員総合企画本部
・              品川・大規模開発部 担当部長 高橋  武 氏

演 題: 「エキマチ一体のまちづくりー品川開発プロジェクト」

平成30年11月16日「講演会」

講演内容 : 「JR東日本の未来『変革2027』」

講  師  : 東日本旅客鉄道㈱
・                  代表取締役社長  深澤 祐二 氏

開 催 日   : 平成30年11月16日(金)

平成30年10月19日「講演会」

講演内容 : 「地球と人類社会の未来に貢献する
・          『知の協創の世界拠点』へ~今こそ大学の出番~」

講  師  : 東京大学総長         五神  真 氏

開 催 日   : 平成30年10月19日(金)

海外交通政策資料研究会第64回

海外交通政策資料研究会 第64回 議事録
     日時 2018年8月2日(木)15:00

議題
  1 米 インフラ草案
  2 EU 高速鉄道に関する監査報告
     3 仏 SNCF改革法~新鉄道協定のための法律
  4 仏 SNCF 貨物ポスト縮減
  5 仏  Paris-Nord駅の改良近代化
     6 中  新シルクロード計画の後退
  7 英 鉄道の計量評価
  8 英 Thameslink計画とLondon Bridge駅計画
  9 シンガポール シェアー自転車
  10 JR東 NY情報
  11 JR北海道に対する監督命令

議事経過

①下院交通・インフラ委員長7/23投資と2021までの助成草案発表。財源としてガソリン15,ディーゼル20¢/gal 、3年インフレインデックス、2028年廃止、自転車、燃料電池税等も検討 ②European Court of Auditors 高速路線14を検証し2000 ‘年以降€237bnの投資に拘わらず有効な法的手段の不足もあり国際サービスに欠け非効率なパッチワークであるとのSpecial Report nº19/2018報告書A European high-speed network Not a reality but an ineffective patchworkを6/23発表 ③SNCF改革Loi nº 2018-515 du 27 juin 2018 pour un nouveau pacte ferrovierとして成立。2020からSNCFの国有化、Mobilités ,Réseauの子会社化,職員身分の継続、地域路線の地域圏への移行入札等 ④SNCF 2021までに貨物ポスと700退職不補充等により削減 ⑤パリ北駅2015年からの改良工事に加えCeetrusを選定し35~45年の運営を含む拡張を合弁で行う ⑥中国の一帯一路推進の一方近隣国との関係 経済成長、貿易収支、相手国の債務、輸送の採算性等の懸念もとの論評 ⑦英国鉄道産業協会は総鉄道産業価値を計量しGDP,雇用、税等に対する貢献度を示し鉄道投資を訴えた ⑧THAMESLINK計画の詳細現状説明 ⑨シンガポールのバイクシェアーシステムの現状報告

 

平成30年9月21日「講演会」

講演内容 : 「今から、これから、『三方よし』で健康寿命を伸ばそう」

講  師  : 東京都健康長寿医療センター研究所
・                    研究部長  藤原 佳典 氏

開 催 日   : 平成30年9月21日(金)